Q.風俗で働きたいけど性病が怖い。性病にならない方法はありますか?

風俗バイトを始めようと思っていますが、性病が心配で悩んでいます。

生活費を稼ぐために風俗バイトを思い立ち、先日面接で採用の返事をもらいました。

面接で話を聞いて、お仕事の内容はできそうだし「ぜひやってみたい」と思いました。

でも、仲のいい友人にも相談したところ「性病は大丈夫なの?」と聞かれて急に怖くなってしまって……。

私には付き合っている男性がいますので、もし性病にかかったら彼氏に移してしまうのではないかと心配です。

風俗で働いている女性はどんな性病予防をしているのでしょうか。

性病にかからない対策があれば教えてください!

(らむさん 25歳)

A.正しく予防さえすれば性病にかかるリスクは下げられます!

らむさん、ご相談ありがとうございます。

性病になるのは嫌ですよね。怖いというお気持ち、とてもよくわかります。

私自身は、現役風俗嬢時代に性病にかかったことは幸いありません。でも、もしもなっていたら、きっとパニくっていたと思います。

正直に言うと、風俗で働いていて100パーセント性病を防ぐというのは難しいです。

でも、きちんとした知識を身に付けて正しい予防をすれば、性病にかかるリスクは限りなくゼロに近づけることは可能です。

まず基礎知識として、性病は「粘膜接触」で感染するケースが多いことは覚えておきましょう。

粘膜接触というのは、フェラやクンニ、ディープキスといった行為を指します

なので、どうしても性病が心配なら粘膜接触がない風俗を選ぶというのはひとつの方法でしょう。

風俗で粘膜接触がないって「そんなのある?」って思いますよね?

でも、風俗には「脱がない・舐めない・抜かない」をコンセプトにした「三ナイ風俗」と呼ばれる業種もあって、そのジャンルに属するオナクラや風俗エステは粘膜接触が比較的(※)少ない風俗の代表格です。

(※註 オプションによっては、粘膜接触が発生するものもあります)

とは言え「デリヘルなどで働いて稼ぎたい!」――もちろん、そうしたケースもあることでしょう。

その場合、自分で予防対策をする必要があります。

自己防衛で第一に大切なのは「体調管理」を万全にしておくこと!

性病は、接触しただけで感染するわけではありません。人間の体は、通常に免疫力が機能していれば細菌やウイルスなど病原体の増幅を防いで発症しないようになっています。

そもそも、カンジダ膣炎やヘルペスなどの菌は、私たちの体内に元々あるもの。それが疲労やストレス、あるいは睡眠不足、栄養不足、生理、風などによる体調不良によって免疫力が低下していて発症する可能性が高くなります。

だから、そうしたときは無理をせず、思い切ってお仕事はを休むことも大事。

また、プレイ前・プレイ後の殺菌も大切です。

具体的には、

・イソジンなどのうがい薬を使って、うがいをする。
・グリンスなどの殺菌力の高いボディソープで性器や肛門を洗う。

これらを徹底するだけでも、かなり違うでしょう。

さらに大切なのが、性病リスクのある男性を見抜く目をやしなっておくことです。

お客様の服を脱がせたら、男性器に異常がないかを必ず目視するようにしてください。

性病を患っている男性器は「ブツブツやイボができる」「膿(うみ)が出ている」「色や匂いに違和感がある」などの異常が感じられるものです。

万が一、異常を発見したときは「これ、どうしたの~?」とさりげなく聞くのが一番。

そのとき、お客様が不快にならないように、

触ったら痛かったり、しみたりしないかなと思って聞いたの。ごめんね

と、角が立たない言い方をする気遣いも忘れないようにしましょうね。

男性器だけでなく、爪などもチェックしておくことも肝心。爪が伸びていると指入れのときに性器が傷つき、そこから菌に感染しやすくなってしまうので要注意です!

性病の定期検査は受けましょう

予防をしていても性病に感染する可能性はあります。月1回など、定期的に性病検査は受けておきましょう。

風俗でも、性病検査の費用をお店が負担してくれるケースがあります。

検査は病院で受けるのが一番ですが、時間がない場合は郵送検査キットでも簡単にできます。

大手風俗グループの中にはクリニックと提携しているところもあるので、性病リスクを抑えるならそうした安心なグループで風俗バイトを始めるのもいいですね!

【こちらの記事も要チェック】

風俗バイトで性病から自分の身を守るためのコツを詳しく解説します