
風俗のお仕事をしていると様々なタイプの男性に出会います。
そんな数あるタイプの中で、今回は包茎のお客様に焦点を絞って接客する上での注意点を徹底解説したいと思います。
遭遇率高し!包茎について知っておこう

風俗未経験だったり男性経験の少ない子なら、男性器といえば

↑こんな感じのをイメージするかもしれませんね。
実際、ここまで亀頭(男性器の先端部分)が常に露出している人は成人男性全体の30%くらいと言われています。
つまり残り多数の男性は、亀頭が皮で包まれたままになっている「包茎」なんです。
そもそも包茎とは、男性器の亀頭部が皮膚に覆われた状態を言います。
包茎は大まかに分けて、皮を引っ張れば亀頭が露出する(剥ける)「仮性包茎」と、皮を引っ張っても亀頭が出てこない(剝けない)「真性包茎」に分類されます。

日本の成人男性の60%~70%は、つねに皮を被っている「仮性包茎」です。
だから、風俗バイトをしていればこのタイプの男性器に遭遇する確率はかなり高いのです。
とは言え、包茎は病気ではありません。
仮性包茎であっても男性器の機能自体に問題はなく日常生活にも支障はないため、「必ずしも治療しなくてはいけない」というものではないんです。
ただ、衛生面や見た目のコンプレックスから常に剥けている状態にするような美容手術を受ける男性も少なくありません。
新生児の時は誰もが包茎です。
成長とともに自然と皮と亀頭の癒着状態が取れてきて平常時も亀頭が露出した状態になるのですが、これには個人差があります。
男性にとっての仮性包茎の悩みとは?
・皮を被ったままなので不衛生になりやすい
・亀頭が皮に覆われているため刺激に弱く早漏になりがち
・見た目が格好悪いと感じて公衆浴場などで周囲の目が気になる
などなど…。
女性にとって全く馴染みがないですが、多くの男性を相手にする風俗嬢はこの悩みについて少しくらい関心を持っておくと良いかもしれませんね。
接客が手強い!?「真性包茎」って何?

また、仮性包茎よりも厄介なのが真性包茎です。
真性包茎は亀頭と皮が完全にくっついているため剥くことができず、清潔に保つのが難しいのです。
そのため衛生的に問題がある場合が多いです。
皮が完全に被っているので亀頭などをきちんと洗うことができず、チンカス(恥垢)が貯まりやすいし嫌な匂いがすることも。
真性包茎は勃起すると皮が引っ張られ痛みが走るため、まともな性交ができない人もいます。
それでも風俗を利用する真性包茎のお客様はというと……ゼロではありません。
真性包茎の男性に遭遇してしまった場合は、覚悟を決めてとくに接客に気を遣う必要があります。
このタイプの男性器は必ず治療が必要です(真性包茎は泌尿器科での手術なら保険適用可)。
もしプライベートのパートナーが真性包茎なら、治療を勧めてあげるのがお互いのためになります。
真性包茎は性病リスクも高い
真性包茎の場合、恥垢をきちんと洗い流すことが難しくなります。
また、包皮が剥けていないためペニスが常に湿った状態で、一度菌やウィルスが侵入すると繁殖しやすくなってしまいます。
そのため、性病にかかるリスクも高くなると言えます。
真性包茎の人がかかりやすい性病にはこんなものがあります。
亀頭包皮炎
雑菌(主に大腸菌や黄色ブドウ球菌)やカンジタ菌が亀頭や包皮に感染することで発症します。
ペニスにかゆみや痛みが出たり、白いカスが出る、赤く腫れるなどの症状が出る病気です。
尿路感染症
亀頭や包皮の部分で繁殖した菌が尿路へ侵入することで炎症を起こします。
排尿時に痛みを伴う病気です。
尖圭コンジローマ
ヒトパピローマウイルス(HPV)に感染し、亀頭や包皮などの内側にイボイボが発症します。
HPVは湿ったところで繁殖が活発になるので、真性包茎の人は特になりやすい病気です。
性器ヘルペス
主にセックスやフェラチオが感染ルートでヘルペスウィルスに感染します。
亀頭などがピリピリする痛みを伴う水膨れができる病気です。
性器クラミジア感染症
尿道から膿が出たり、排尿時の痛みを引き起こしたり微熱などの症状が出ます。
ただし、男性の50%は無症状という報告も……。知らない間に性器クラミジア感染症にかかっていた、というケースもあり得る病気です。
真性包茎のお客様への接客方法は?
真性包茎のお客様は自分でも自覚があるためか、恥ずかしがったりするケースが多いです。
「あまり見られたくない」
「嫌われるんじゃないか」
という不安を持っているお客様が多いので、露骨に嫌な顔をしたり極端にビックリしたりするような反応は避けましょう。
真性包茎の場合、痛がるお客様が多いので、接客中に「これは痛くない?」「大丈夫?』と優しく確認してあげることが大切です。
知っておきたい!包茎タイプごとの対処法

では、包茎のタイプごとに、接客の注意点を確認していきます。
仮性包茎の場合

男性に一番多いタイプの包茎です。
平常時、亀頭は包皮に覆われていますが、手で皮を引っ張って剥くことができるはずなのでシャワーの時にしっかり亀頭を露出させ綺麗にする必要があります。
手コキする要領で男性器の先っぽから優しく皮をめくります。
無理やり剥くと男性が痛がるので、相手の反応を見ながら慎重に亀頭を覆っている皮をおろしていきましょう。
(慣れている男性なら自分から皮を剥いてくれたりします)。
この時、皮が全く剝けないならその人は「真性包茎」(次項参照)なので、亀頭を露出させるのはあきらめましょう。
亀頭と包皮の間は汚れが溜まりやすく、雑菌も繁殖しやすい場所です。
シャワーでよく汚れを落とし、さらにボディソープやグリンスで丁寧に洗います。
力任せにゴシゴシすると相手は痛がったり、心理的に「汚いモノ扱いされてる…?」と感じてしまうので、あくまでもソフトタッチで自然な流れで扱うことを心掛けてください。
指先で優しく亀頭の付け根部分を刺激するように洗うと、相手も不信感を抱くことなく尚かつ快感を与えることができます。
平常時に隠れている汚れがあらわになるので、シャワーの時に十分勃起させておくようにしましょう。
手以外にも、ボディソープをたっぷりつけた上でお腹・太ももなど粘膜ではない部分を使って綺麗にすると事務的にならず洗えます。
亀頭が完全に露出してしまえば、通常どおりの接客で問題ありません。
ただ、皮に包まれている状態が長い仮性包茎の男性は往々にして敏感であり、とくに露出したばかりの亀頭は感じやすいものです。
この部分は最初から触らずに、焦らしポイントとして効果的に責めてあげましょう。
ココに注意
亀頭を包んでいる皮の量は人によって異なり、フェラチオする際の妨げになることもあります。その時は刺激を与えやすい箇所から責めましょう。また、余っている皮にコンプレックスを持っている人もいます。間違っても皮を引っ張ったり、それで遊んだりしないでくださいね^^;
真性包茎の場合

真性包茎は包皮の先端がすぼまっていることにより、亀頭が露出できません。
そのため亀頭を清潔に保つことが難しく、皮の内側に汚れが溜まりっぱなしになっていることも多いです。
洗い方としては、包皮口からシャワーを当てお湯を注いで洗うしか方法はありません。
またはシャワーだとお湯を注ぎにくいので、湯船に入ってしまうというのも一つの手です。
キスやボディタッチで誤魔化しつつ、可能な限り綺麗にしましょう。
それでも内部まで余すところなく綺麗にするのは困難です。こればかりは仕方ありません。
真性包茎の男性は主に皮の上からの亀頭への刺激で快感を得る方が多いので、手コキする際はそのように男性器を握り、上下に動かすのが一般的なやり方となります。
(多くの仮性・真性包茎の男性はこの方法で自慰をします)。
真性包茎へのフェラチオは衛生的に問題があるので控えたほうが無難です。
どうしてもと言われたら、男性器の側面を舐めたり皮の上から亀頭を舌で刺激するなど極力包皮口を避けてフェラするとまだマシでしょう。
お店によっては真性包茎のお客様に対してのフェラチオはコンドーム着用を認めているところもあるので、あらかじめお店のスタッフに対処法を聞いておきましょう。
(NG客にしてくれることもあります)。
自分の身を守るためにとても大切なことなので、恥ずかしがらずにどんどん質問しちゃいましょう。
真性包茎のお客様にはとくに気を使って接客する必要がありますが、男性自身もそれを自覚して「こうしてくれる?」とあらかじめ言ってくれる人もいます。
真性包茎と遭遇しても、むやみに拒絶反応を示さず寛大な心を持って接することができればあなたは風俗嬢として十分上級者です。
【番外編】カントン包茎の場合

カントン包茎は仮性包茎に分類されますが、ほぼ真性包茎のような重篤な症状になっているケースもあるそうです。
カントン包茎は亀頭の露出はできるものの、包皮口が狭すぎるために竿を締め付けてしまい、勃起時に痛みを感じたり循環障害を起こす人もいます。
こちらも治療が必要なタイプの包茎ですが、この状態で風俗を楽しもうとする男性がいる可能性も無くはない…かもしれません。
基本相手が痛がらないよう優しく扱うことしかできませんが、このタイプは潔く「どうしたら気持ち良いか」を相手に聞いてしまったほうが早いかもしれません。
包茎のお客様相手にはとくにコレを気を付けて!
しっかり洗う!
とにかく包茎は包皮と亀頭の間に汚れが溜まりやすいです。
まず真性包茎か仮性包茎か確かめるために亀頭を覆っている皮をめくって、皮が剥けるならなら丁寧に洗いましょう。
しかし仮性包茎の大多数のお客様はすでに勃起していて、包茎かそうでないのか判別がつかない状態だと思われます。
結論としては身も蓋もないですが男性器はとにかく全部綺麗に洗うのが一番良いと言えます。
包茎を話題にしない!
包茎であることに劣等感を抱いている男性は少なくありません。
だから包茎について話題に出したり、ましてや茶化したりするのはタブーです。
また、自身の包茎を自虐気味に言ってくる人であったとしても、それに共感するのは危険です。
「そうかな?見てるだけで興奮しちゃうけどなぁ…♥」
など上手な返しができれば、その後の接客がとてもやりやすくなりますよ。
まとめ

「包茎の男性を見て女性はがっかりする」
「大人の男なら包茎は恥ずかしいことだ」
「包茎を手術するのは当たり前」
治療の必要はないとされている仮性包茎ですが、メディアなどでは常にこんな言葉で囃し立て高額な美容手術を勧めています。
こういった風潮の中で肩身が狭い思いをしている男性も少なくないはずです。
剥けていようがいまいが、衛生状態さえ気にかけてくれるなら仮性包茎であっても女の子にはそれほど興味がないことですよね。
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