風俗の待機といえば、店内の集団待機か個室待機に大きく2つ分かれます。
しかし店にそもそも待機室がない場合や、待機室があっても集団待機しかできない場合に店の都合や女の子の希望により店外で待機する場合もあり、その際によく使われるのが漫画喫茶です。
今回はそんな漫画喫茶待機について説明します。
漫画喫茶の基本的知識
まずは漫画喫茶の基本的知識について説明しましょう。
漫画喫茶とは
漫画喫茶(まんがきっさ)、略して漫喫(まんきつ)とは、元々は店内に置かれた多数の漫画本を利用者が自由に読むことができる喫茶店でした。
現在はそこから発展し、欧米発祥のインターネットカフェ(サイバーカフェ)と融合して複合カフェ、メディアカフェとも呼ばれ、漫画だけでなくインターネット閲覧などの娯楽サービスを有料で提供する施設になっていることがほとんどです。
漫画喫茶の始まり
諸説ありますが、漫画喫茶は1970年代後半の名古屋の喫茶店から始まったというのが最も有力です。
当初は飲み物や食事を注文すると何時間でも漫画を読みながら滞在できるという喫茶店でしたが、それでは採算が合わない為、また多くの人に利用してもらう為、コインパーキングを模して時間料金制に変わっていったようです。
そしてその後の漫画ブームもあり、時間料金制の漫画喫茶が全国的に広まっていきました。
漫画喫茶のサービス内容
現在の漫画喫茶では主に下記のようなサービスを利用できるようになっています。
- 漫画・新聞・雑誌
- パソコン、インターネット、プリンター、コピー
- CD・DVD・テレビ・ネット配信動画
- テレビゲーム、オンラインゲーム
- ダーツ、ビリヤード、卓球
- 軽食、ドリンクバー
- シャワー、サウナ
- マッサージチェア、日焼けマシーン
- 仮眠スペース
漫画喫茶の本人確認
初回利用時には、身分証を提示して入会することが必要になります。
これはインターネットを使用しての犯罪防止などの為です。
漫画喫茶の利用料金
利用料金は下記の2種類がある店がほとんどです。
基本料金コース
30分や1時間単位で料金が決まっているコースです。
30分150~250円程度、1時間300~500円程度で後払いというのが一般的です。
利用スペース、曜日、時間帯などにより変わることがほとんどです。
パックコース
3時間、5時間、10時間など長時間利用をあらかじめ告げることで割安になるコースです。
店によって異なりますが大抵は、3時間800~1000円程度、10時間2000円程度になります。
また平日フリータイムやナイトパックなど時間帯による割安コースもあります。
料金は先払いで退出時間を超過すると延長料金が発生するという形が多いようですが、中にはまとめて後払いとする店もあるようです。
漫画喫茶の利用スペース・席
利用スペース・席には下記のようなものがあります。
共有スペース(オープン席)
普通の喫茶店のような共有空間にある席です。
隣の席との間に簡単な仕切りがある場合もあります。
プライバシーはあまり確保されませんが、料金は安くなります。
個室スペース(BOX席)
天井から数センチの隙間はありますが、ほぼ個室のスペースです。
利用人数によって、シングルルーム(1人)、ペアルーム(2人)、グループルーム(3人以上)などがあります。
また椅子のタイプによって、リクライニング席、マッサージ席、フラット(座敷)などがあります。
プライバシーがある程度確保されるので、人目を気にせずに楽しめます。
漫画喫茶の利用者
単純に空き時間などに漫画やインターネットなどを楽しみたいという人がもちろん多いのですが、深夜営業時のナイトパックが2000~3000円程度とカプセルホテルよりも安く、シャワーやドリンクバーなどのサービスも充実している為、宿泊施設代わりに使う人や終電を逃して始発までの仮眠に利用する人もいます。
また、2000年代後半頃からは日雇い派遣で生計を立てているフリーター(ワーキングプア)の仮住まいとして利用されていることも多く、ネットカフェ難民と呼ばれ社会問題となっています。
漫画喫茶待機のメリット
漫画喫茶待機には下記のメリットがあります。
プライベートな時間の確保
店内の個室待機と同様ですが、漫画喫茶なら女の子は1人になれるのでリラックスできますし、周りに気を使うことなく下記のような作業に集中できます。
- インターネットでニュースやSNSを見たり、情報を検索したりする。
- 趣味や勉強の為に読書する。
- 学校の課題や資格取得の為に勉強する。
- 疲労回復やリラックスの為に睡眠や瞑想をする。
- 次のお仕事の為にメイク直しをする。
- 稼ぐ為に写メ日記や営業メールをする。
身バレ防止
風俗の待機室はホテル街の近くにあることが多いので、待機室のあるビルやマンションから女の子が出入りしている所を家族・恋人・友人・知人に見られると不審に思われてしまう可能性があります。
その点、漫画喫茶なら出入りする所を見られても、身バレの可能性はありません。
漫画喫茶待機のデメリット
漫画喫茶待機には下記のデメリットがあります。
利用料金がかかる
漫画喫茶を利用すれば当然利用料金がかかります。またいつお客様の予約が入って呼ばれるのかも分からないので、パックコースなどにすることも難しくなります。
店によっては費用負担をしてくれる所もありますが、大抵は女の子の負担になります。
スタッフ・他の女の子とのコミュニケーションが取りづらい
店内であればスタッフに気軽に話しかけることができますが、場所が離れていると、ちょっとした相談などもしづらくなり、スタッフと疎遠になってしまう可能性があります。
また、基本的に他の女の子と顔を合わせることがないので、新しい友達を作ったり、先輩の助言を受けたり、お店の現状などの情報収集をしたりという人間関係や業界知識を広げることが難しくなります。
まとめ
このように漫画喫茶待機は漫画喫茶が好きという女の子ならいいのですが、費用負担もありますので店内で個室待機できればその方がメリットは大きいようです。
ちなみにシンデレラグループには充分な数の個室待機室がありインターネットなども使えますし、待機所も身バレしにくい場所にありますので、是非ご検討くださいね。
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