「リフレ」とは、主に若い女の子が女子高生やメイド風のコスプレをして、手や足を揉んだりするというのはテレビなどでも紹介されたためご存知の方も多いと思います。
それではリフレは、マッサージや風俗とはどう違うのでしょうか?
今回は、そんなリフレについて解説させていただきます。
リフレとは
リフレとは、「リフレクソロジー(reflexology)」の略で、和訳して反射療法(はんしゃりょうほう)とも呼ばれます。
語源は「reflex(反射)」と「-ology(~学、~理論)」を組み合わせた造語とされています。
主に足の裏、手の平、耳にある「反射区」というツボのような場所を押すと、それに対応した体の部分(内臓など)に影響を与えて体調の改善につながるという療法です。
日本では一般的には「足裏マッサージ」として普及しました。
今のような形のリフレ店は、2006年頃の秋葉原での「JKリフレ」が始まりと言われています。
マッサージのように資格がなくても営業できますし、従業員が18歳未満でも風俗営業法違反にはならないので、本当の女子高生が多く在籍し、それを目当てにお客様が増えたのです。
しかし実態は性的なサービスを行うこともあり児童買春に発展するケースもあった為、警察の摘発を受けて18歳未満の女の子が働くリフレ店は表舞台から姿を消します。
(その後も「JKお散歩」「JK撮影会」など新たな「JKビジネス」が生まれては摘発を受けるというイタチごっこが続いています。)
現在では、メイドのコスプレをする「メイドリフレ」、耳かきや添い寝をメインにした「耳かきリフレ」「添い寝リフレ」などの形で残っています。
リフレの種類
リフレには、店舗型と派遣型があります。
店舗型
店舗型は店舗内の小部屋でサービスを行います。
警察に摘発されないよう風俗営業法に基づく届出をして営業をしている健全店が多いようです。
派遣型
派遣型は店舗がなく、電話などで予約してホテルやレンタルルームでサービスを行います。
警察の目が届きにくい為、性的なサービスを行う違法店も多いようです。
リフレのサービス内容
リフレは風俗と違って性的なサービスはなく、下記のようなサービスが行われています。
リフレ
リフレといっても本格的なリフレではなく、簡単な手もみ、足もみ、肩もみなどの所がほとんどです。
というのもお客様は、若くて可愛い女の子と触れ合うことを主な目的に来ているからです。
ですからリフレ以外の様々なオプションをつけるのが一般的です。
基本料金は30分3,000~4,000円というのが相場です。
耳かき
通常の耳かきだけでなく、耳の周辺や頭部のマッサージなども行います。
通常のリフレ店ではオプションになっていることもありますが、耳かきリフレ店の場合は基本サービスになります。
添い寝
ベッドの上でお客様に添い寝をするサービスです。
これもオプションになっていることがありますが、添い寝リフレ店の場合は基本サービスになります。
ハグ
ハグ(抱き合うこと)をするサービスです。
お客様は手を触られるだけでは我慢できなくなって、もっと女の子の体に触りたいと思ってしまうことが多いので、リフレ店の多くでオプションになっています。
ハグ1回5秒で2,000円というような料金設定になります。
逆リフレ
お客様が女の子にリフレをすることができるサービスです。
自分からも女の子の手を触りたいと思うお客様がオプションで利用します。
10分で2,000円というような料金設定になります。
お散歩
お客様が女の子と一緒に外出して「お散歩」をするサービスです。
食事、カラオケ、買い物、映画などに行くというのが一般的です。
気に入った女の子とのデート気分を味わいたいお客様が主に利用します。
その他オプション
他にも「膝枕」「腕枕」など多くのオプションがあります。
中には、「ビンタ(女の子がお客様にビンタする)」など変わった性癖の男性向けのものもあります。
色々なオプションをセットにした「オプションし放題」を利用すると割安になるというお店もあります。
リフレの注意点
リフレで働く際は下記のようなことに注意が必要です。
オプションがないと稼げない
リフレは基本サービスだけでは料金が低いので、オプションをつけてもらわないと稼げません。
それでも時給換算すると1,500~2,000円というのが相場のようです。
無理なサービスの強要
多くのお客様は癒しを求めて来ています。
しかしリフレは密着度が高いオプションも多いので、中には興奮して欲望を抑えきれずにオプション以上に体を触ろうとしたり、性的なサービスを求めて来たりするお客様もいます。
そういったお客様をうまくかわすことも必要になります。
裏オプションがあることも
通常のリフレ店では、性的なサービスを行っていません。
しかし中には、本来のサービスとは別に「裏オプション」として性的サービスを行っている所もあります。
裏オプションでは、手コキ、フェラチオ、さらに本番行為まで行っていることもあるようです。
そういった行為は店舗型では難しいので、派遣型で多くなります。
店として行っていなくても、女の子が個人的に行っている場合もあります。
店を通さずにお客様から直接お金をもらえば全額自分の利益になるからです。
しかしそうした行為がばれたらクビになるでしょう。
違法店が多い
リフレは風俗ではないので、気軽な気持ちで応募する女の子も多くいます。
しかし元々JKビジネスという法律に触れるようなサービスから始まっているので、中には上記のような実質的には風俗と変わらない裏オプションを行っている違法店も多く残っています。
風俗ではなくリフレと言った方が、社会経験の少ない若い女の子を集めやすいからです。
そういった店は警察に摘発される可能性が高いので働いてはいけません。
面接に行ってしまうと、うまく言いくるめられてしまう可能性が高いので、事前によく調べて営業の届出をしている店舗型の店を選ぶようにしましょう。
リフレってマッサージや風俗とはどう違うの?まとめ
このようにリフレは、マッサージと違って資格は必要ありませんし、風俗と違って性的なサービスはないので気軽に始められますが、男性に触られることが多いので無理なサービスを強要されることがありますし、違法店も多いのが現状です。
ですから、同じようなサービスなら男性から触られず合法的で安全に稼げるオナクラや風俗エステで働くことをお勧めします。